癒しの風ふうみの大和まほろば日記

『癒しの風ふうみ』は奈良県桜井市でヒーリングセッションやヒーリング講座を開講しています。

自分の身近なことは、実は見えていない。

こんにちは!癒しの風ふうみです。

久々の投稿になりました。“令和”の新時代となり、半月が経過しました。
“令和”になる前の2か月というもの、たくさんの方からセッション予約をいただき、元号変わりで、いろんな方が旧来の観念・思念などを手放すタイミングになっていたようです。半月で“令和”新時代のエネルギーも定着してきて、新時代の流れに乗り、身辺もようやく落ち着かれてきた方が多いのではないでしょうか。

さて、今日は、自分のことや自分の身近なこと・身近な人間のことは、実は見えているようで見えていない、というお話です。

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ときどき、わたしがセッション中に氣付いたことをお伝えすると、「うちの子のことは、私が一番わかっています!」というお母様や、「わたしのことは、わたしがよく知ってます!そんなことはありません!」と断言される方がいらっしゃるのですが、実はそういう人ほど、自分のことやその人のことが全く見えていません。

なぜなら、近い存在であればあるほど、フィルターや色眼鏡がしっかりかかっているからです。

近い存在は接する機会が多いので、よくわかりそうなものですが、そのフィルターや色眼鏡が曲者なのです。特に近親者・肉親の場合、過去に作られた膨大なデータや経験があるので「この子はこういう子」「うちの親はこういう人」「こう言うと絶対こういう反応が返ってくる」という過去の情報(データ)があり、“今の相手そのもの”を見ているのではなく、過去の経験から来たデータを通じて相手を見てしまっているのです。

奈良でヒーリングセッションなら、癒しの風ふうみ。

そもそも、私たちが相手のことをどれだけわかっているか、というと、いくら家族や身近な人間でも知らないこと、わかってないことがたくさんあります。色眼鏡を通して見て相手を誤解している部分もたくさんあるでしょう。わたしも夫と結婚して15年くらい経ちましたが、いまだに「ええっ!?そうなの!?」「こんなところもあるんだねぇ…」ということがしょっちゅうありますよ~(笑)。

それに、私たちは変化しています。変化している自覚はなくとも、誰しも多少なりとも変化はしています。あなたの目の前にいる夫も、10年前の夫と今の夫は、実は全然違っている可能性もあります(お腹が出たとか白髪が増えたとか見た目の部分だけではなく、です^^)。目に見えない部分(エネルギー)も変化しているのですが、妻はその変化にはなかなか気付きません。いつも一緒にいればいるほど、フィルターがかかり、ずっと同じだと思い込んでいるケースも多いでしょう。

人間もエネルギー体なので、常に変化・変動しています。いろんな影響を受け、周囲の環境・仕事や人間関係で感化され、いろんな体験を通じて成長しています。実際に細胞は多くは3か月(新陳代謝の早い細胞は1日、遅い細胞でも1年で更新)で入れ替わりますし(肉体的には2年経てばほぼ別人といっていいかも)、目に見えない部分で言うと、人間の生体エネルギーは流動的で、一瞬で大きく変化することもよくあります。例えば…ショックな出来事があると、エネルギーも身体もビックリするくらいダメージを受けますし(骨盤や背骨などは結構すぐズレます)、反対にとてもうれしい幸せな出来事を体験すると、生命エネルギーが活性化し、意識が解放され生き方まで変わることもあります。でも身近な人間は、そういう変化に鈍感になっているのが普通です(妻が髪型を変えても、夫がなかなか気づかないのもしかり)。特に一緒にいる相手ほど、エネルギーに慣れているので、ゆるやかな変化など、ほぼ気付きません。

なので、目の前にいる人や自分のことほど、実は全然見えてない可能性が大!なのです。

なぜ今日そんな話をしたかというと、今日お掃除をしていたら、台所のコンロの後ろのある場所にすごい汚れを発見したからです(笑)。そこは、料理をするとき必ず視界に入っている場所なのに、ここに引っ越して来てから丸二年、毎日見ているはずなのに全く気付かなかったのです。緑色の汚れがベ~ットリついていて唖然としたのと、そのことに全く気付かなかった自分の目の節穴化に驚愕しました…(汗)。
みなさんも飲食店に行って、そのお店の隅にある汚れが気になることがありませんか? それも、店のオーナーが自分の店に慣れて徐々に客観視できなくなり、気付かなくなっていくために起こります。店の人は目の前にあるその汚れが見えていないのです。

身近な人、そして自分に対するフィルター・色眼鏡をなくすにはどうするかというと、以下の方法があります。

  • 客観視する、俯瞰して観る
    (自分のフィルターを外すワークをする、潜在意識のクリーニングをする、その人物に対する過去の傷を癒す、等)
  • 「今」の相手だけを純粋に観る
    (過去の出来事、過去の関係性はおいておいて、純粋に「今」の相手を観る、感じる)
  • 三者にきく
    (全くの第三者にきいてみる。観てもらう。別の人の意見を聞いてフィルターを外す。特に第三者はフィルターが全くかかっていないので、客観的に観て伝えてくれます。)

上記をしてみると、いかに自分がフィルターをかけているかビックリしますよ!

私自身も、昔は親、特に母親に対するフィルターがすごくあって、母を「鉄のような女」「人の気持ちが全くわからない冷たい人」だと思っていたのですが、今の彼女に触れたこと(彼女にヒーリングした)と、メンターに母のことを訊ねたことで、フィルターが一気に外れ、それから関係性が大きく改善しました。(この時の話は、旧ブログのこちらの記事に書いています。)

身近な人のことはわかりにくい(見えていない)ものなので、人に意見を聞いたり、関係性に関わるセッションを受けるのもとてもいいです。身近な人との関係性に悩んでいる人は、他の人(友人や身近な存在は自分の話に同意しやすいので、全くの第三者のほうがいい)に相談したり、専門家に問いを投げかけるのも、自分の見ている視点から外れるのでいいと思います。

ちなみにわたしたちは、自分のことも本当にわかっていません
「わたしはこんな人」「わたしってこうなんです」「わたしはこれしかできません」…そんなフィルターをかけて、自分を制限していることがほとんどです。

自分のことは見えにくいからこそ、人との関わり中で、わたしたちはわたし自身を知っていくのです。それが人間として肉体を持って生きる醍醐味でもあります。

いろんな側面を持つわたし自身を知って、もっともっと自由に生きてまいりましょう。

 

この広い宇宙にただ一人のあなたのために、最高に尽くせるのがあなた自身です。
あなたは、あなたの灯(ともしび)になりなさい。

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